2015年9月28日(月)の14時より、下京総合福祉センターで『地震災害時の合同避難訓練及びAED取扱い講習』を開催します。
本年2月25日には、下京総合福祉センターをご利用いただいている地域の皆様にも参加いただき、下京消防署立会いの下で『水消火器での模擬消火訓練』を行いました。実際の操作で初めて解ることも多々あり、“訓練の必要性”や“防災機器の重要性”に改めて気付く良い機会となりました。
この度、京都市中央保護所では「地域の皆様にも防災機器を身近に感じていただきたい」、「実際の使い方を体験していただきたい」と考え、下京消防署に依頼し『AED取扱い講習』も併せて開催する事となりました。
AEDとは『自動体外式除細動器』とも呼ばれており、「ポンプとしての機能を失った心臓に電気ショックを与えることで正常な鼓動に戻す」という目的の医療機器です。
法改正により、2004年7月から一般市民も使用できるようになり、その活用は年間900件を超えているというデータがあります。
「処置が1分遅れれば救命率は10%下がる」と言われており、救命率・社会復帰率の向上が求められています。
AEDで『大切な人の命』や『まだ救うことができる命』を未来へ繋げることができます。緊急時に、「唯一救うことができるのは自分しかいない」という事態に直面するかもしれません。迷うことなく行動することが非常に重要です。
AEDは音声ガイダンスに従って使用しますが、消火訓練と同様に実際の操作を体験しておくことが、『緊急時の正確かつ迅速な行動の支え』となります。
下京総合福祉センターでは、日常からAEDの貸し出しに対応しています。緊急の際には遠慮なくお申し出ください。