【荒川寮】荒川寮はこんなところにあるんです。

こんにちは！自立支援センター荒川寮の肥後です。今回は、荒川寮がどんなところにあるか、写真で紹介しちゃいます♪

　まず自立支援センター荒川寮は、荒川区、台東区、北区、文京区の路上生活者や路上生活者となる恐れがある方が、継続できる仕事を見つけ、住むところを確保して、社会復帰を目指す施設で、職員はそのお手伝いをしています。有隣協会では荒川寮の他に、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区の方を対象とした渋谷寮も運営しています。

　荒川寮は隅田川沿い、とても自然が豊かなところに建っています。近隣には東京都立の大きな公園があり、春は桜、秋はススキの名所で、種類が豊富な雑草（「雑草という名の草はない！」と怒られたことがありますが）でも季節を感じることが出来ます。自然が豊かということは、都心ではなかなか見かけない生き物たちも生息していて、ときおり職員がキャーッ！と悲鳴を上げたりしていますが、もともと私たちが彼らの住処を奪ったのかもしれませんね。

　環境が良いからか（交通は少し不便ですが） 、利用者は皆さん穏やかに生活され、社会復帰に向けて努力しています。川沿いというと水害が心配されますが、施設はこの界隈では高い位置にあるため、いざという時に近隣住民の避難の受け入れも出来るよう、備蓄品を確保、管理しています。

　荒川寮はこれからもこの素晴らしい地域の一員として、路上生活者支援だけでなく、地域にも貢献していけるよう努めたいと思います。また、心癒される（きっと）荒川寮周辺の四季もお届けしますので、どうぞお楽しみに♪

社会福祉法人　有隣協会

自立支援センター荒川寮

施設長　肥後　盛朝