降る音や 耳もすう成る 梅の雨
これは松尾芭蕉が詠んだ一句で、「降り続く雨音は、耳に染みついてもう聞き飽きたよ」といった意味があるそうです。「梅の雨」とはもちろん「梅雨」のこと。関東でも6/6に梅雨入り※しましたね。
※ブログを作成している間に梅雨明けしてしまいました(^^;)
こんにちは、春風寮の所長をしている満生です。
毎年気が滅入るこの時期ですが、げんなりしている我々をよそに、むくむくと逞しくなっているのが、施設敷地内の雑草と中高木たちです。「春風寮」「はるかぜ」のある施設外周には花壇を設けているのですが、1か月も放置しているとあっという間に雑草だらけになります。この雑草が密集しているのを見ると、「二酸化炭素の削減に一役買っているからいいんじゃないかな」と言い訳しそうにもなるのですが・・・。
我々が敷地内の雑草や中高木の成長を野放しにすると、見た目も良くない、虫も発生する、といった後々処理が面倒なことになります。近隣には保育施設もあり、特に虫の発生は避けたいという思いがあります。そのような事情もあり、私、軽費老人ホームの福島所長、すまい確保事業担当の米澤職員の職員3人で、晴れ間を見計らって外周の草むしりと剪定を行いました。当日ははるかぜ入居者のお二人もお手伝いいただきました!
始める前は一番やる気だった米澤職員は開始10分で屈んだ拍子にジーンズの尻が破けて撤退。冒頭の俳句は米澤職員が教えてくれたものですが、破けた時に米澤職員がどんな音を聞いたのか、気になります。
5人で無理せず一時間かけ、45ℓゴミ袋4つ分の雑草をとりました。幸い害虫も確認せず、安心して作業に集中できました。
今回は施設敷地内だけでの活動でしたが、余裕ができれば「地域貢献」「介護予防運動」の一環として、近隣のごみ拾い活動を利用者さん達と一緒にできたら、充実した時間にもなるのでは、といったことも考えています。本日熱い中でも、お手伝いいただいたお二人に感謝いたします。今後も熱中症に注意しながら、少しずつ雑草駆除を続けていきます。
日常生活支援住居施設
春風寮 満生