こんにちは。
早速ですが、皆さんは『認知症カフェ』という言葉を聞いたことがありますか?
認知症カフェはどんな場所?
認知症の人やその家族、地域住民、介護や福祉などの専門家など誰でも、気軽に集える場所です。訪れることは自由で、帰ることも自由です。ここでは、認知症について知る、学ぶ、考えることができます。
また認知症カフェという名称ではなく、オレンジカフェ等様々な名前で運営されている場合があります。介護保険制度や地域の社会資源をよく知る専門家などがかかわっています。介護ストレスの軽減の場だけではなく、あらたな出会い、地域とのつながりの場です。(厚生労働省HPより抜粋)
~参考リーフレット(厚生労働省)~
・私たちの認知症カフェ(PDF)
・よくわかる! 地域が広がる 認知症カフェ(PDF)
大田区では『オレンジカフェ』という名前で運営しており、現在は主に各地域包括センターが中心となって開催されています。
そして今回は11/28(火)にサミットストア大田大鳥居店にて開催された『オレンジカフェ』に行ってきました!
近隣住民の方々、地域の介護事業所などの職員さん、包括や区の職員さんなど、30名程度の参加があり、賑やかな雰囲気でした。
前半はまず、サミットストア大田大鳥居店の店長さんによる、旬のお魚やお野菜のお話でした。大根の美味しい食べ方や切り身で販売されている鰤の鮮度の見分け方など詳しく教えてくださいました。皆さん熱心に聞いていました。
その後、区の栄養士さんが大根の栄養や保存方法、レシピなどについて教えてくださいました。どちらも大変勉強になりました。
後半は各自自由にティータイム。サミットストア大田大鳥居店さんには売り場の一角にカフェコーナーがあり、そちらで皆さん自由に歓談することができます。地域の方とゆっくりお話ししたり、認知症について悩みや不安を抱えている方は包括の職員さんの他、参加した専門職の方々に話を聞いてもらうこともできます。
国は認知症施策の一環で2012年から地域での認知症カフェの運営を推進しています。認知症カフェは高齢者に限らず、様々な世代の方が自由に立ち寄れる場所です。認知症であってもなくてもいいし、家族でも友達でも誰でもいいのです。認知症に対する理解を深めたり、地域の方たちと知り合い交流できる、気軽に訪れることができる場所です。
皆さんの周りにも、認知症について知りたい、考えたい、認知症カフェに行ってみたいという方はいませんか?
大田区では区のHPで開催案内がされています。ぜひチェックしてみてください、そして一度参加してみてください。新しい発見があるかも知れないですよ!
→認知症カフェ(大田区HP)
今回は大田区地域包括支援センター糀谷が運営するオレンジカフェに伺いました。ちなみに次回は12/14(木)10時~12時、場所は同じくサミットストア大田大鳥居店(大田区東糀谷2-12-22)に開催されます。訪問看護ステーションの職員さんが冬の感染症対策についてアドバイスくださるそうです。
以上【ゆうりん大森】でした。
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