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【広報委員会】国際福祉機器展ガイド付きツアー開催!

 先日ゆうりん大森の職員さんから投稿いただいた国際福祉機器展のブログで少し触れていただきましたが、この度、広報委員会で"初の法人外企画"、「国際福祉機器展ガイド付きツアー」を開催!しましたのでご報告いたします。

 

 ことの発端は、6月の広報委員会定例会で委員の春風寮 満生さんから、「有隣協会には、せっかくケアマネのような専門職がいるのだから、福祉機器展のようなイベントをケアマネがガイドして、いろんな事業所の職員さんを案内するツアーを実施してみてはどうか」と提案があったことでした。

 広報委員会の活動の目的としては大きく2つあり、1つは外部に向けて法人をアピールすること(ブランディング)と、もう1つは多数ある事業所の職員さん達を繋ぐことです。

 

 別の事業所の職員さんを繋ぐことに何のメリットがあるの?と思われるかもしれません。有隣協会では生活困窮者福祉高齢者福祉地域福祉と多岐にわたる福祉事業所展開しておりますが、その中には各事業で共通する支援スキルや社会資源があります。そのスキルや資源は、各事業所がそれぞれプロフェッショナルとして積み上げてきておりますが、それぞれのスキル、資源を共有することで、有隣協会はもっとレベルの高い、充実した支援・サービスを利用者へ、そして地域の方へ提供できると考えました。そのために、別の事業所の職員さんを繋ぐ、気軽に情報交換できる関係作りがとても重要なのです。満生さんの提案はそのためものでした。

 

 ただそれだけではなく、"せっかくいろいろなプロフェッショナルがいる法人で働いているんだから、職員は何かしら「ここで働いててよかった!」と思えるちょっとした恩恵があっても良いのでは?"という、有隣協会で働くメリット、福利厚生的といった視点もありました(^^)

↑法人内 参加者募集のポスター


 さて、「国際福祉機器展ガイド付きツアー」の開催は10月某日。今回のツアーは6つの事業所から芹澤さん、野原さん、福永さん、佐々木さん、石黒さん、佐野さん、澤田さんの7名にご参加いただき、広報委員会でガイドの埴生さんとサポートの後藤さん、肥後の総勢10名でした。集合において若干のハプニング(汗)はありましたが、皆さん積極的に見学され、とても充実した時間となりました。最新の福祉機器の紹介は省かせていただきますm(_ _)m

◆当日のスケジュール

13:00        集合・自己紹介・記念撮影

13:10~14:30  ガイドの案内で各ブースの見学♪

14:30~14:45  休憩(個人で見たい人は見学)

14:45~15:15  ガイドの案内で各ブースの見学

15:15~16:15  自由見学

16:15        集合・雑談

16:15~16:25  来場者アンケート

16:25        感想・記念撮影

16:30        解散(見たい人は継続して見学)


◆当日の様子(アルバム)

◆皆さんからの後日アンケート

参加いただいた職員の皆さんにアンケートにご協力いただきました。いただいたご意見の一部をご紹介させて頂きます。

Q1.今回の国際福祉機器展で印象に残ったものは何ですか?

・参加してる会社の多さや規模の大きさ

・特に介護用衣服とフランスベッドの介護用品

・進化している車イス

・アシストスーツ・車椅子

 

Q2.今後、広報委員会に「やってもらいたい」ことはありますか?

・今回のように、業務外で他事業所の職員触れ合う機会があれば嬉しいです。

・有隣協会の様々な施設を見学するツアーを作って欲しいです。

・福祉事務所などに渡せるような便りの作成(活動内容などを外部機関に手軽に渡せるようなものがあると有隣協会をアピールしやすいか?)。

・今回のように個人で参加するのは敷居が高いようなイベントでツアーを組んでもらえると助かります。

 

Q3.その他、質問やご意見があればお聞かせください。

・今回は視野を広げることが出来て、とても勉強になりました。今後もこういった機会があれば参加をしたいのでよろしくお願いします。

・今回の研修に参加して、まったく知らない分野である最新の介護を経験できてよかったです。

・研修は後々まで記憶に残りやすいし、その分野に興味を持つことにつながるので、ユニークな研修をどんどん企画してほしいです!

 

貴重なご意見、どうも有難うございました。今後の企画に活かしたいと思います!


◆広報委員会で振り返り・反省会

広報委員会でも振り返り・反省会を行いました。こちらも一部をご紹介させて頂きたいと思います。

<感想・気づき>

・自分がガイドになったときに、他の時間もあり、準備時間が足りなかった。

・それぞれ見たいものが違うことが分かった。

・勤務時間に、他事業所の職員と顔合わせが出来る事は貴重だった。

・最初は人見知りな場面があったが、一緒に展示を巡ることで徐々に打ち解け交流できた。

・横の繋がりも主な目的だったので、またこのような企画で会った際は更に繋がる期待が持てる。

・上長の推薦でなく、自ら参加を希望された方がどれくらいいらっしゃったか。

・自ら「参加したい」と言える環境にあるかも考える必要がある。

・「交流」メインだとすると、談話の時間が足りなかった。

・想定以上に疲労があったため、丸1日のツアーは無理かもしれない。

 

<今後の企画へつなげるために>

・どこか巡る企画の場合は、スポットの内容と滞在時間を考慮する必要あり。

・もしその日中に談話時間が取れない場合は、後日「反省会」的な会を追加実施しても良いかもしれない。

・研修(新人、中堅)を充実させ、その中に「福祉機器展巡り」のような企画を盛り込む。

・広報委員会は、このようなイベントにアンテナを張っておく必要あり。

 ブログが長くなってしまいましたが、前述させて頂きました通り、多数ある事業所の職員の皆さんを繋ぐことが、広報委員会の使命と考えております。今後も、常識にとらわれず、柔らかい頭で、職員の皆さんが"無理に"ではなく"自然と"横のつながりが出来てしまうような、そんな企画を考えていきたいと思います。何かとご協力のお願いをすると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※最後の写真は、お一人夜勤で事業所に戻られたので-1名です。夜勤お疲れ様でした!

 

広報委員会一同

社会福祉法人 有隣協会 

 

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