こんにちは!事務局の田中琴乃です。
10月17日、台湾のソーシャルワーカー李佳庭さまと日本社会事業大学研究大学院の盛浩翔さまが春風寮に来訪されました。
李佳庭さまは、世界各国のホームレスの共通点や違いについて、知りたい!ということで、これまでに台湾、イギリス、フランス、韓国のホームレスの方々にインタビューを行っているそうです。この度、日本のホームレスの方々にもお話を伺いたいとのことで、今年の4月に一度訪れたことがある当法人にお声がけいただき、二度目の来訪となりました。
(4月に来訪された様子もブログにアップしております。まだの方はぜひ!→ブログはコチラ)
盛浩翔さまは、日本社会事業大学研究大学院で日本の福祉について学んでおり、認知症の研究もしているそうで日本語はペラペラ!インタビューということで、言葉の壁を心配していましたが、盛さまの流ちょうな日本語通訳のおかげでスムーズに、また和やかな雰囲気で行われました。
インタビューを受けていただくのは、春風寮の2名の利用者さま。これまでの人生について、お話ししていただきました。内容については、プライベートのことになるため、こちらではお伝え出来ません🤫が、インタビューを受けてみて
「自分の人生をもう一度思い返すことができた時間だった。」
「今まで自分の人生について話す機会がなかった。初めての経験だった。」
とのことです。
インタビュー終了後、李さまにこれまで世界各国でインタビューをしてみて、日本と世界との違い、共通点を伺ってみました。
世界との違いとして、「職場でのストレスにより、退職。その後、ホームレスになる。」という職場のストレスというのが、今までインタビューしてきた中で、日本特有の理由と感じたそうです。また、日本は制度が整っているが、他の国は、まだまだ、これからのところが多いと感じたそうです。
共通点としては、都市部に上京してきたが、社会的ネットワークがないことや、家族がいない、生きがいややりがいを見いだせないことなどだそう・・・
台湾では、地震や台風で被害を受けた被災地にホームレスの方々がボランティアとして参加することもあるそうです。ボランティアとして活動することで、やりがいを感じる方もおり、次もボランティアとして参加したいと生きがいになっている方もいるそうです。
今回もたくさんのことを学ぶことができ、また新たな発見もありました。これからもこのご縁を大切にしていきたいと思います!
李さま、盛さまありがとうございました。多謝👏
また、インタビューを受けていただいた利用者さま、ご協力いただきありがとうございました😊
事務局 田中琴乃
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