今回はタイトルの通り、何十年もの歴史を持つ入新井老人いこいの家が2024年11月30日をもって閉館する事になりました><
私にとって入新井老人いこいの家は数あるいこいの家の中でも個人的に一番思い出深い場所です。高齢福祉に興味を抱き有隣協会に入職後、諸先輩方々に「福祉とは?」を教えていただきながら、2018年4月に自身初の館長職として入新井老人いこいの家に着任したからです。初めての福祉・館長として色々不安はありましたが、先輩方やいこいの家のベテラン職員さん、利用者様に支えられ楽しく運営ができていたと思います。あれからもう6年以上・・・><
しかし、2020年2月頃、世界が震撼した「コロナ禍」で緊急事態宣言が発令され、大田区内の全いこいの家が初めて数か月間に渡り「休館」になってしまい、私は別のいこいの家の館長に着任したため、入新井を離れてしまいました。異動前の最後に大きなイベントなどできる訳もなく、何とも寂しい別れであり、さらに数年後にはいこいの家を完全に離れる事になりました(/ω\)・・・そして気づけば閉館??
しかし!「ご縁」と言うものは本当にあるんだなぁと思える出来事が起きました!(^^)!
12月より新しく開設する「シニアステーション入新井」の開設準備等で11月より数年ぶりに入新井老人いこいの家に戻ってきましたΣ(・□・;)利用者さんから「あれ!?ああ!館長?」と、私を覚えていてくれた方もいらっしゃって本当にうれしく、思わず「ただいま!」と言ってしまい、皆さん笑っていました(^^)!※心の声:「これこれ!この感じだよ!懐かしい」皆さん本当にお元気そうで良かったです♪
しかし、懐かしいのは束の間、入新井老人いこいの家の閉館まで残り僅かに迫っていました。そこで、最後に相応しいイベントを考えていた所、手品や踊りなどを趣味としている地域の皆さまより、「練習の成果を披露する場所が欲しい」との相談があったので、11月20日に何十年もご利用いただいたシニアクラブさんに協力してもらい「ありがとう入新井いこいの家」を開催しました(^^♪
当日は何と70名近くの方々に来館していただき、ハーモニカやフラダンス、手品や日本舞踊など様々なジャンルの催し物で賑わいましたよ(^^♪
コロナ禍で何もできなかったこの数年間だったので、こんな大勢の方が集まるいこいの家を見られた事がうれしく、私が居た頃に開催した敬老会等が本当に懐かしく思えました(*‘ω‘ *)
イベントは順調に進み終盤に差し掛かった頃、大田区が掲げるフレイル予防の一環として「いきいき体操」が披露されました♪
実は私、敢えてプログラムを一切見ていなかったので、最後の催し物の直前、「じゃあ最後は輪になって~」と踊りの先生の一声で利用者さんが輪になり、有名なあの名曲である「〇きになった人」が聞こえ始めました (^^)/
曲の冒頭、なぜ最後にこの曲なのか分からなかったのですが、「さよう~な~ら~」と聞こえた瞬間に「なるほど!」と納得(笑)
「認めたくないものだな、自分自身が鈍感である事を・・・」と思いましたが、さすがに鈍感すぎた・・・(T_T)
さて、楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、閉会となります。
閉会の言葉は・・・まさかの私??でした。センター長!どうして~と思いましたが、元館長として話していただきたいとの事で、快くお受けしました(^^)
知っている方々がいらっしゃることは分かっているのですが、心配性な私は、万が一「誰?どうして?」と思われないように、「ここは自分が初めて館長職として・・・」と自己紹介を交えて当時の事や、懐かしく楽しかった事などを話し、締めさせていただきました(‘◇’)ゞ
忘れてはいけない、入新井老人いこいの家にも一言・・・今までありがとう!自分が写っている写真が一枚もなかった事に、本記事を書いていてきづきました><
それでは、次回!「シニアステーション入新井誕生!」で、お会いしましょう(^^)/
大田区老人いこいの家 市園
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