ごあいさつ


 有隣協会は戦後間もない昭和25年に、その前身となる財団法人厚生会が生活困窮者の救済を目的 として、山谷地区の労働者を中心に精神的・肉体的ケアを行う民間団体として設立されたのが始まりです。

 

 当時は国鉄の古い客車を払い受け、それに寝泊りしていたことから「ポッポの家」 とも呼ばれていました。 以来半世紀を超えて、「徳は孤ならず、必ず隣あり」人はひとりで 生きていくものではなく、喜び悲しみを分かち合いながら共に助け合って生きるものであるという創立時の精神を受け継ぎ、「すべての人が健全で安らかな生活を送る」ための支援を、施設近隣の皆様のご協力・ご理解を得ながら進めてまいりました。

 

 現在、経済や社会情勢はめまぐるしく動き、福祉を取り巻く環境も大きく変化をして行く中、施設に求められる課題や役割も多様化しています。常に社会の動向を的確に捉え、職員の人間教育に力を注ぐとともに専門性の向上を図り、より質の高いサービスの実現に向けて努力を続けております。 これからも幅広い分野の社会福祉事業に積極的に取り組み、強い倫理観と使命感を持って、あらゆる福祉サービスの要求に応えるべく更なる努力を重ねて参ります。 皆様のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

社会福祉法人 有隣協会

理事長 小又 正幸


社会福祉法人 有隣協会 

 

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